マージンコールとロスカット
IGマーケッツ証券では「マージンコール」と「強制ロスカット」を採用することにより、損失の拡大を防ぎ、お客様の大切な資産を守ります。
お客様の資金を常時モニターし、損失の拡大を防ぎます
FX(外国為替証拠金取引)やCFDは株式取引のような「値幅制限」がないため、お客様の資産は24時間リスクにさらされています。しかし、IGマーケッツ証券では損失の拡大を未然に防ぐため、お客様ご自身で設定していただく「ストップ注文」とは別に「マージンコール」と「強制ロスカット(強制決済)」機能を採用しています。
マージンコールとは?
マージンコールとは口座残高が一定の割合を下回った際、含み損が出てしまったポジションを維持するために、担保として口座への追加入金を請求する仕組みのことです。
IGマーケッツ証券の取引システムPureDealにおけるマージンコールは、証拠金残高(お預かりしている証拠金)に未確定損益を加算した「有効証拠金残高」が、維持証拠金を下回った(100%を割り込んだ)時点で注意を促すメールが送信(1日1回)されます。この時点ではポジションの清算および追加証拠金の請求は行われません。
強制ロスカットとは? その1
強制ロスカット(強制決済)とは口座の残高が一定の割合を下回った際、強制的に反対売買(買いポジションなら売り、売りポジションなら買い)が行われる仕組みのことです。
IGマーケッツ証券の取引システムPureDealにおける強制ロスカットは、未確定損失がさらに拡大し、証拠金率(証拠金有効残高÷維持証拠金×100)が75%を下回った場合、以下の順で注文の取り消し、ポジションの強制ロスカットが行われます。
- 未決オーダーのキャンセル(発注日時の古い順)
- ストップ注文の付加されていないポジション(保有日時の古い順)
- ストップ注文の付加されているポジション(〃)
(ご注意)
Pure Dealでは、リーブオーダーにも維持証拠金が必要となりますので、まずリーブオーダーのキャンセルから始まり、続いて保有ポジションの強制決済となります。
お客様の方で注文、ポジションの順番を選択することはできません。
銘柄、通貨ペアによっては取引できない時間帯があるため、その場合、該当するポジションは清算されず、その次に古いポジションが清算されることになります。
また両建て(ヘッジ)ポジションがある場合の強制ロスカットのルールは通常時と異なります。最初に建てたポジションが両建てとなっている場合、そのロット数にかかわらず、ポジション全額が強制ロスカットされ、その次に建てたポジションが清算されることがあります。
この「強制ロスカット」により、値動きの小さい平常時であれば、維持証拠金額に対して約75%の金額が証拠金残高としてお客様の口座に残る仕組みになっています。
ただし、証拠金以内での損失が補償されている取引ではありませんので、取引レートの変動が大きい場合には、お預かりしている証拠金額以上の損失が発生する可能性がありますので、ご注意ください。
その場合の不足額については、翌金融機関営業日の午後3時までに不足金額をご入金いただかなければなりません。
強制ロスカットとは? その2 (東京正午ロスカット)
1日1回、東京時間の正午(昼の12時)に各口座の証拠金率(FX口座、株価指数口座、個別株口座、債券先物口座)を確認します。
当社は随時維持証拠金率をモニタリングしロスカットを行っておりますが、随時のモニタリングによるロスカットに加え1日1回それぞれの口座の証拠金率を確認し、証拠金率(証拠金有効残高÷維持証拠金額×100)が100%未満だった場合は100%を上回るまで、未決オーダーのキャンセルおよび保有ポジションの強制ロスカットを行います。
マージンコールと強制ロスカットが発生する例
では、実際に例を挙げてみてみましょう。
例:証拠金残高100万円、必要な証拠金が30万円の場合
お預りしている証拠金残高が100万円で、保有ポジションに対して必要な維持証拠金が30万円の場合、まず未確定損益が発生していなければ「証拠金残高」=「有効証拠金残高」となります。
予想に反して相場がお客様の不利な方向へ動いてしまい、「未確定損失」が発生してしまった場合、その損失額が70万円を超えた時点で「有効証拠金残高」が「維持証拠金」の30万円を下回りますのでマージンコールとなります。
その後さらに「未確定損失」が膨らんでしまい、「有効証拠金残高」が「維持証拠金」30万円の75%に当たる22万5,000円を下回った時点、すなわち未確定損失が77万5,000円を超えた時点で、強制ロスカットが上記の順番で行われます。

現時点での「証拠金有効残高(証拠金残高+未実現損益)」と「維持証拠金額」は、PureDealの画面左上【口座状況】からご確認いただけます。

※「維持証拠金額」と「維持証拠金率」はPureDeal画面左上に表示されますが「維持証拠金率」は100%までの表示となります。100%になった時点でマージンコール(「証拠金有効残高<=維持証拠金額【必要な維持証拠金額に対して、有効な証拠金残高がそれ以下 <同額=100%> になった場合】」)となり、強制ロスカットとなる場合の維持証拠金率約133%(=証拠金率が75%を下回った場合)は表示されません。証拠金およびポジション管理には十分ご注意ください。

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