FXの売り取引例 | FX
FXの魅力のひとつは「売り」からでも取引を始められる点でしょう。相場が下落しているときでも「売り取引」をすることで、為替差益を狙うことができます。
売り取引とは?――「円安で売り、円高で買い戻す」ことで利益を狙う取引
「売り取引」とは、ドル/円など対円取引の場合、円が安いとき(円安ドル高)に外貨を売り、円が高くなったら(円高ドル安)外貨を買い戻し、その差額によって利益を狙う取引です。
つまり、お客様が「ドルが円に対して値下がりする(円高ドル安になる)」と考えた場合、「ドル/円の売り取引をする」ということになります。
例えば、1ドル=110円のときにドルを売り、その後為替レートが変動して1ドル=100円(円高)になったときにドルを買い戻すと、10円(110円-100円)の利益になります。
例:ドル/円の売り取引
では、ドル/円を例に「売り取引」の具体的な取引方法を解説しましょう。
Step1:ポジションを保有する
現在、ドル/円は売値90.000/買値90.009で取引されているとします。
お客様は今後、ドルの価格が下落する、つまり円高ドル安になると予想し、5.0ロット(1.0ロット=100,000ドル)の売りポジションを保有しました。
このとき、取引によって発生する金額は以下のようになります。
総取引金額:
売値90.000×100,000ドル×5.0ロット=45,000,000円
必要な維持証拠金:
中値90.0045(※1)×100,000ドル×5.0ロット×2%(※2)=900,045円
※1:IGマーケッツ証券の取引システムPureDealの証拠金額は、売値と買値の中間の値、中値(この例の場合、90.0045)で算出します。
※2:維持証拠金額は、総取引額に対して2%(レバレッジ50倍相当)です。
未実現損益:
1ロット当たり、1ピップの値動きで±1,000円(0.01円(※3)×100,000ドル×1.0ロット)。5.0ロットなので±5,000円
※3:買値と売値の価格差であるスプレッドは0.9ピップ(買値90.000-売値89.991)、手数料は無料ですので、1.0ピップ(=0.010)上昇すれば未実現利益が発生します。
※証拠金(レバレッジ)規制に伴い、7月30日よりFXの新規注文に対する証拠金率が変わります。詳しくはこちらをご覧ください。
Step2:ポジションを清算する
<ドルの価格が下落した場合>
その後、お客様の予想通りドルの価格は下落し(円高ドル安)、ドル/円が売値88.991/買値89.000に達したところで5.0ロットすべてを清算することにしました。
本取引での利益金額は下記の通りです。
損益の計算
売総取引金額:
売値90.000×500,000ドル(5.0ロット)=45,000,000円
買総取引金額:
買値89.000×500,000ドル(5.0ロット)=44,500,000円
⇒損益額:
売総取引金額45,000,000円-買総取引金額44,500,000円=+500,000円
<ドルの価格が上昇した場合>
その後、お客様の予想に反しドルの価格が上昇してしまったので(円安ドル高)、ドル/円が売値90.991/買値91.000に達したところで5.0ロットすべてを清算することにしました。
本取引での損失金額は下記の通りです。
損益の計算
売総取引金額:
売値90.000×500,000ドル(5.0ロット)=45,000,000円
買総取引金額:
買値91.000×500,000ドル(5.0ロット)=45,500,000円
⇒損益額:
売総取引金額45,000,000円-買総取引金額45,500,000円=▲500,000円
総損益の計算にはスワップポイント(下記参照)を考慮する必要があります。
詳しくは契約詳細情報(商品説明)をご覧ください。
スワップポイントについて
FX取引でポジションを保有した場合、2通貨間の金利差によって「スワップポイント」と呼ばれる受け払いが発生します。
取引する2通貨の金利を比較したとき、原則として「金利の高い通貨の買い/金利の低い通貨の売り」の場合、スワップポイントを受け取ることができます。
反対に「金利の低い通貨の買い/金利の高い通貨の売り」の場合は、スワップポイントを支払うことになります。
IGマーケッツ証券では市場金利に連動して随時スワップポイントの変更を行っており、受取りと支払いが逆転したり、金利差が縮小していくと売り買いともに支払いとなる場合もあります。
そして、短期金融市場が混乱し、資金調達が困難となったり、資金供給が過剰となった通貨は、政策金利の変動に関係なくスワップポイントに大きな変動が生じる場合があります。
詳しくは右側関連情報より、スワップポイントをご覧ください。


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