健全なお取引のために
外国為替証拠金取引には、さまざまなリスクがあります。これらをふまえた上で、健全にお取引いただくために、注意点をまとめました。
1. 常にストップ(損切り)注文を出す
為替取引で重要なリスク管理の手段として、ストップ注文があります。
ストップ注文とは、清算せずに保有しているポジションの損失を限定したい場合に使い、指定のレートに達した際に、自動的に清算される注文のことです。
新たなポジションを保有した後には、すぐにストップ注文を出すことをおすすめします。もしストップ注文を出しておかないと、取引でその損失額が増大する危険性があるからです。例えば、50ポイントの利益を目標に取引を始めたトレーダーが、ストップ注文を出さなかったことで、逆に300ポイントの損失を被ったといった話はよくあります。300ポイントの損失といえば、ドル/円で1ロット(10万米ドルに相当)のポジションがあった場合、30万円以上という大きな金額になります。
このようなシナリオにならないためにも、「ポジションを保有したら、まずストップ注文を出す」という簡単なルールを忘れずに、実行してみて下さい。
2. 常にリミット(利食い)注文も出す
ストップ注文を出すのと同様、指値(利食い)注文を出すことをおすすめします。
その理由は、ストップ注文を出す場合と似ています。利益がでているポジションを保有している場合は、逆に簡単に利益を確定しまいがちです。リミット注文を出すことで、好機を待てずに早々に利益を確定してしまうリスクを回避することができます。
もちろん、早すぎる利食いをせず、市場をよくモニターし、タイムリーな瞬間をねらって利益を得る自信がある方なら、ストップ注文だけを出すのも手です。
3. リスク・報酬比率がプラスになるよう取引する
リスク・報酬比率が、いつもプラスになるような取引を心がけて下さい。
「プラスのリスク報酬比率」 とは、「取引で得たいと思う金額が、その取引で失ってもかまわない金額と同じかそれ以上である」ということです。すべての取引で「1:1」以上(たとえば1.5:1、2:1など)のリスク・報酬比率をおすすめします。
初心者や成功していないトレーダーの多くは、リスク・報酬比率がマイナスになっています。30 ポイントの勝ち取引が5つと200 ポイントの負け取引がひとつあった場合、勝ち負けでは5勝1敗でも、結果的には50ポイント失うことになります。
報酬とリスクを管理するもっとも簡単な方法は、上記に紹介したストップ注文とリミット注文を用いることです。
4. 外国為替証拠金取引コストを抑える
IGマーケッツ証券では、流動性の高いドル/円のような通貨において、0.9銭のスプレッドを提供しています。また、取引手数料は不要です。外国為替サービスで手数料や拡いスプレッドを要求する会社もありますが、特に「デイトレーダー」のみなさまにはおすすめできません。
たとえば、IGマーケッツ証券で、為替レート100円の時に、USD/JPYの買い取引を1ロット(100,000米ドル)行ってポジションを保有し、101円で売りの清算取引を行ったとしたら、利益額は差し引き100,000円(1.00円×100,000米ドル)となります。また、為替レート100円でUSD/JPYの買い取引を1ロット行ってポジションを保有し、99円で売りの清算取引を行ったとしたら、損失額は差し引き100,000円(1.00円×100,000米ドル)となります。とても単純で明快な計算です。
もし、取引ごとに手数料があったり、スプレッドが広い場合、利益を出すのが難しくなるのは明らかです。
5. 過大な取引をしない
相場が思惑とは逆に動くことは頻繁に起こります。IGマーケッツ証券では、他社と比べても有利な条件を提供させていただいておりますが、保有ポジションが含み損を抱えているときに、さらにポジションを増やす取引(一般的にナンピンと呼ばれます)をすることは有効な戦略とは言えないことがほとんどです。
例えば、20ポイントの利益を目標として1ロットのドル/円の買いポジションを保有していたときに、相場が逆方向に20ポイント動いてしまいました。このときの未実現損失は20,000円となります(スプレッドは考慮しません)。ここで1ロットの米ドル/円を買い増し、さらに相場が20ポイント逆行したら、未実現損失はトータル60,000円まで膨れ上がります。必要となる証拠金額は2倍となりますし、未実現損失も拡大することで、強制ロスカットの危険が高まります。
もしストップ注文を入れていれば、ポジションは清算されてしまいますが、改めて冷静に相場を考え直すことができます。経験にもとづく一般的な方法として、デイトレーディングにおいてはリミット(利食い)あるいはストップ(損切り)のプライスをスプレッドの5-10倍に設定する方を多く見受けます。これは、過大取引を防ぎ、リスク・報酬比率を向上させるための戦略です。
6. マーケットを追いかけない
デイトレーダーや短期間のトレーダーであるなら、通常は「マーケットを追いかけない」ことをおすすめします。たとえば、ユーロの買い相場において、すでに始値から150ポイント上昇しているような当日の最高値で買うべきでないということです。また、ドル円が売られて100ポイント下落しているときは、そこで売るべきではありません。
その理由として、相場の変動に影響するような重大な出来事が起きない限りは、多くの場合、マーケットは集約されていくからです。早まった判断をしなくとも、新しいポジションを得るさらに良い機会がまた訪れるものです。マーケットを追いかけているときによくあるのは、新人トレーダーが損失分を取り戻そうとして逆のポジションをとり、パニック状態で買ったり売ったりすることです。悲しいことに、彼らは意に反して高値で買い続けてしまうか、安値で売り続けてしまうのです。こういった状況にならないよう注意して下さい。
7. 最後に
成功する秘訣は、コントロール、自律性、忍耐、そして堅実さの4点です。この意識をもって取引をすれば、外国為替証拠金取引は、素晴らしい収益をあげることのできる投資です。
あくまで、お客様のお取引はご自身の判断で行っていただくものではありますが、このガイドラインが、みなさまにとって、有益なものとなることを心から願っています。
※各国の政治動向・経済指標発表等により為替相場が大きく変動した場合、上記のスプレッドは拡大する場合があります。弊社は上記のスプレッドを保証するものではありません。

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