ストップ注文 | CFD
ストップ注文は、もっとも一般的なリスク回避方法です。ここでは、ストップ注文がどのように機能するかを、例を挙げてご説明します。
ストップ注文とは?
ストップ注文とは、あらかじめ保有ポジションに対する損失額を決めておき、レートがその損失額に達したら自動的に清算されるよう注文を出しておくことです(※)。
ストップ注文を付加することで、リスクを限定し大きな損失を防ぐことができます。

※ストップ注文は指定レートでの清算を確約するものではございません。
例:ストップ注文を付加したNY原油(WTI)先物の買い取引

では、NY原油(WTI)先物の買い取引を例に、ストップ注文の発注方法とその仕組みを見ていきましょう。
※ここでは、1ドル(USD)=90.00円(JPY)として計算しています。
「NY原油(WTI)先物」基本情報
- 1ロットの取引量:1,000バレル
- スプレッド:6銭~
- 維持証拠金額(1ロットあたり):2,000ドル
Step1:ポジションを保有する
WTI原油先物の買いポジションを1ロット、70.00ドル(7000セント)で保有するとします。必要な維持証拠金は180,000円です。
[計算式] 維持証拠金2,000ドル/1ロット×90.00円(※)=180,000円
Step2:ストップレートの設定値を決める
このままではリスクが高く資金効率が悪いため、お客様はストップ注文を付加することでリスクを軽減させ、維持証拠金額を減額させることにしました。
約定価格70.00ドルから50ピップ(0.50ドル)下の69.50ドルにストップ注文を設定したとします。
Step3:損失額を確認する
お客様は原油相場が上昇基調にあるときにポジションを保有しましたが、一転して原油相場が下落に転じ始め、週末69.60ドルまで下落しました。そして週明け69.30ドルで取引が開始され、69.00ドルまで下落しました。
お客様のストップ注文はスリッページの影響を受け、指定したストップ値69.50ドルより0.20ドル損失が拡大し、69.30ドルで清算されました。これによりお客様は63,000円の損失となりました。
[計算式](売値70.00-買値69.30)×1,000バレル×90.00(※)=63,000円
しかし、このストップ注文がなければ、69.00ドルまで下落しましたので、その時点で清算したとしても90,000円まで損失が拡大していました。
[計算式](売値70.00-買値69.00)×1,000×90.00(※)=90,000円
このように、ストップ注文を付加すると通常よりも損失が限定されます。
しかし、Step3でご説明した通り、ストップ注文のみではスリッページの影響を受け、損失額が拡大してしまう場合がありますのでご注意ください。

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